下京支部支部長 藪 壽人

支部長就任ご挨拶
下京支部支部長 藪 壽人

 令和7年の近畿税理士会下京支部役員選挙に立候補させていただき、第45回定期総会にて再任のご承認を賜りました。引続き皆様のご期待に副うべく魅力ある支部運営を目指し努力する所存でございます。皆様のご協力を心からお願い申し上げます。

 また、2年間私共にご協力を賜りました退任された役員の皆様には御礼を申し上げると共に、今後の支部運営に対しましても限りないご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。

 さて、コロナ禍からの本格的な経済回復と大阪・関西万博開催の影響もあり、大手企業の営業利益が過去最高を記録する反面、我々の関与する中小企業の経営状況はまだまだ厳しく、米国による関税の影響もあり、資源価格の高騰による物価高と人手不足、人件費に係る賃上げ政策との相乗悪効果が現実となっています。

 私達税理士業界を顧みますと、社会経済や税務行政のデジタル化による税理士業務のICT化を通じて、税理士事務所及び関与先事業者がその対応をできるよう進め、キャシュレス納税や相続税の電子申告を含む税務手続のDX化を積極的に実践していくことが当面の課題です。

 現在の下京支部は、会員数340余名を有する京都市内でも大きな支部であります。本会の新年度の事業計画に沿った支部会務運営を目指します。そのためには、具体的には令和7年度定期総会の事業計画に基づいた活動に取り組んでまいりますが、特に支部事業を通じて会員の皆様が多くの情報を共有し、有意義な情報交換を行いながら会員相互の連帯感・親睦を深めることが大切と考えております。研修会や支部旅行そして意見交換会など、会員の皆様の積極的なご参加をお願い申し上げます。

 今後とも支部会員の皆様のご支援・ご協力を心からお願い申し上げまして新年度のご挨拶とさせていただきます。